女性の多くが「便秘・宿便」という悩みをかかえています。特に「宿便」は肥満や肌荒れの原因になるとして宿便解消のために下剤を服用する人もいるようです。
この「宿便」とは、例えるなら「水道管の内側にこびりついたガンコなヘドロのようなもの」といえます。これは、腸壁がひだ状になっているため、ひだの谷間の部分に便が入り込んでそのまま排泄されること無くたまってしまう、という状態を指します。
便秘・宿便の悩みを解決し、さらに腸の働きを向上させ健やかな体を維持させる手助けとなってくれるのが「乳酸菌」です。
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乳酸菌とは、乳糖やブドウ糖などの糖を分解して「有機酸」を作り出す菌の総称です。ヨーグルトや乳酸飲料に含まれるビフィズス菌や乳酸桿菌がこの代表です。いずれの乳酸菌も私たちの体に良い働きをすることは広く知られています。 |
「生きた乳酸菌は体に良い」そう思っている人は少なくありませんが、東京大学名誉教授の光岡知足教授の実験で、「生きた乳酸菌(生菌)」よりも「生きていない乳酸菌(死菌)」の方が腸に対して効果的に働くことが証明されています。また、乳酸菌には腸に対して整腸作用と免疫作用という効果がありますが、免疫作用に関しては生菌よりも死菌の方が効果が高いことも証明されています。 |
さらに光岡教授は、乳酸菌による整腸効果・免疫効果を期待するには1日あたり1兆個以上の乳酸菌を毎日摂り続ける必要があることを実験で明らかにしました。 |
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